学力低下 declining academic standards 2003 11 1
ここで取り上げる「学力低下」とは、
子どもの「学力低下」ではなくて、
政治家の「学力低下」のことです。
最近では、どういうわけか、政治家の学力低下が目立つ。
政治家の知識として、
政治、経済、財政、外交、福祉、教育を知っていなければならない。
もちろん、専門的な知識は必要ありません。
基礎的な知識が必要です。
ところが、この基礎的な知識が、最近の政治家は低下しているのです。
諸般の事情で、こういう知識なくして当選しても、
当選後、猛勉強すれば問題ない。
しかし、議員のなかには、当選してしまうと、
まったく、勉強している様子がない。
昼間は、何となく過ごし、夜は、料亭で飲み食いしている議員もいる。
選挙で、ちょうど良い機会ですから、
政治、経済、財政、外交、福祉、教育の基礎知識が、どのくらいあるか、
質問してみるべきです。
これは、有権者として必要なことです。
すらすらと答えられれば、安心して、一票を入れられます。
答えられないならば、とても、一票は入れられません。
政治が専門化し、技術化した現代では、
政治学校を作るべきです。
初当選の議員コース。
中堅議員のコース。
ベテラン議員のコース。
この政治学校で、大いに勉強してもらう必要があります。
国会での活動、選挙活動、選挙演説。
あまりに、政治家の学力低下が目立つ。